桂さんの「六十一人目」

桂さんの「六十一人目」
今までは「宿屋仇」とか「瘤弁慶」てな長い噺をやる前にあった「しんどいやろなア」という
不安感がなくなりました。なんせ長編ですから、どこでも演るというわけに
いきませんが、せいぜい高座にかけさせてもらって、行く行くは自分のものにしたいと思
っています。
「替り目」に最近こっています。これは、今までの六十のひき出しでできるネタです。酔
態とノロケの噺です。導入部を少しかえたのと、サゲ前のウドン屋との会話をほとんどウ
ドン屋にセリフを言わせないようにしたのが工夫と言えば工夫です。
以前はよく演っていて、最近はごぶさたしているネタちいくつかあります。「始末の極
意」「持惨金」、「兵庫舟」。これらのネタは最近でもときたま演らせてもらうことがあり
ます。「牛ほめ」、「不精の代参」となりますと、ほんまにごぶさたです。演って演れない
こともないのですが、ただネタをなぞるだけでは申しわけないので、「さすが枝雀だけあ
ってちょっとちがうネ」なんて言うていただける工夫がつきましたら、また演らせてもら
おと思っています。

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